ふと、握りしめる。だが、だが、だがー

 いや、絶対持っている。日々、さまざまな方法で常に渡されて続けているのだ。渡している側はそれに気づいていることは少ないかもしれない。むしろ意識的に渡す必要などないのかもしれない。しかし、有害なバトンや無意味に重いバトンは人に渡したくはないなぁ。
 核力が力を及ぼす距離は有限かもしれないが、電磁気力は無限に届くらしい。友達おらんでも、みとおしなくても、バトンは渡せるらしい。